より大きな地図で ベトナム・カンボジア自転車の旅 を表示
Saigon,shit. I’m still only in Saigon.
と到着したばかりなのに呟きたくなるのがベトナムの現ホーチミンシティー(旧サイゴン)です。
ベトナム戦争終結後サイゴンからホーチミンシティーに名前が変わってしまいましたが、この消えた首都の名前と言うのは、非常に郷愁に満ちた響きがあり、どうしてもサイゴンと言いたくなります。
まぁそんなベトナムのサイゴンからカンボジアの首都プノンペンを目指す旅です。
バックパックに荷物を詰め込んで、現地で自転車(ママチャリ)を調達してプノンペンを目指します。
ベトナムの自転車事情は日本製の中古及び新品の中国製、レトロ感漂う現地の物売りの自転車と大まかに分けて3種類程あります。出来れば日本の中古が良かったのですが、これが探すと意外とないもので、中国製の新品を30ドルで購入です。30ドルの自転車なので、期待はしておりませんでしたが、案の定期待に応える故障ぶりを発揮してくれましたが、それは後ほど。
バイクの渦に紛れて国道22号線をひたすら西に進むとカンボジアとの国境の町、モックバイに到着なのですが、バイクの渦を抜けるのに一苦労です。小さなエリアに人口700万人がひしめくサイゴンのバイクの数といったら、尋常ではない世界です。行った事があるかにはお分かりかと思うのですが、通りの向こうに渡るのも一苦労です。それ位切れ目のないバイクの渦で、信号的なものも一応あるのですが、ほとんど機能しておらず、何となく自然にルールが出来ている感じです。
不思議なものでその波に乗り、現地の方同様に手信号で右折、左折を指示すると上手いこと走れるものです。
サイゴンを抜けると辺りはのどかなもので、バイクの量も一気に減りますが、今度はちびっ子達が自転車に挑んで来ます。とにかく追い抜きたいようで、必死でペダルを踏んでいます。こちらも負ける訳には行かないので、元気がある時は、思いっきりペダルを踏みますが、暑い中の午後3時くらいになるとそんな元気もなくなってしまいます。とにかくベトナムのちびっ子は攻めてきます。
自転車で旅をすると苦労するのが食事ですが、ベトナムに関しては全く困ることが無かったことを記憶してます。走ると何気なくカフェ的なものがあり、食事も出来ますし、中には普通に自転車のパンクが修理できるちゃっかりした店もあります。
特にこれらのカフェで疲れた体を癒してくれるのが、サトウキビを搾ったヌックミアと言われるジュースですね。青い香りのサトウキビのジュースにライムを搾って飲むのですが、これが本当に美味しく、色がかの有名なゲーターレードにそっくりなので、すれ違う海外の旅の人はベトナムゲーターレードと上手い事を言ってました。疲れた体には本当に効くんですよ。おまけに飲み終わるとポットに薄いジャスミンティーを入れてきてくれて、これをゲーターレードの中に入れて飲みます。
1度で2度楽しめるとはまさにこれですね。
ベトナムからカンボジアへの道は全面舗装されていて快適この上無いくらい自転車が進みます。まぁ一応インターナショナルな道で、両国の行き来もあるので、きちんとしておかなくてはならないですね。
サイゴンからモックバイまでは約71キロで、ロンリープラネットによるとモックバイにもホテルがあると書いてあったので、宿泊地はモックバイにするつもりで、ひたすら走ったのですが、モックバイに到着してホテルは何処?と訪ねると、15キロ程行った手前の町にしかないとの返事でへたりこんだ記憶が蘇りました。
さてどうしましょ?
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